冬に寄せる手紙
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キムテヒョンさんへ
24回目、25歳の誕生日おめでとうございます。
こうして誕生日をお祝いするのももう3回目になります。また今日という日にあなたの誕生日をお祝いできることがすごくすごく嬉しくて、どれほどありがたいことなのか、最近とても実感しています。
あなたという存在が私の人生と青春に大きな大きな愛と色とたくさんの感情をくれました。私がしてあげられることは無いに等しいのに、たくさんもらってばっかりの3年間を過ごしてきました。
例えばテヒョンが作った曲は、テヒョンが美しいと思ったものの全て、見せたいと感じたものの全てであって、カメラに残したテヒョンの歩いた風景が記憶になって記録になって、形になっているんだと思います。そんな曲や映像に触れた時、どこかいつも儚くて掴めないテヒョンのことが少しわかったような気がしました。
少し自分の話になるけど、今年は自分のことで精一杯になる事がとても多くて少し防弾から離れていた時期がありました。
決して嫌いになったわけではなくて、頑張っている7人が眩しくて、何も頑張れていない自分がその眩しさに押しつぶされそうになってしまっていたことが、勝手に怖くなっていたからです。
歌や動画に元気をもらうどころか生気を吸い取られてしまっていたような時期がありました。
受験って恐ろしいな。
今は楽しくオタクができるようになって、ハッピーオタクライフを送っています。コンサートでも、ペンミでも、やっぱりテヒョンのことが大好きだなあと何度も思いました。
少しでもテヒョンの考えや言葉を、自分が日本語を理解するみたいに字幕やほかの人の翻訳を通さずに理解できるようになりたくて韓国語を学ぼうと決意して、今では韓国の美容院に予約の問い合わせができたり、韓国人の友達と韓国語で会話やチャットをしたりできるようになったのも、心から応援できる友達がツイッターで出来たのも、全部全部テヒョンがいたからです。「それはあなたの努力だよ」という人がいても、私が努力しようと思う原動力になってくれたのもテヒョンだから、今の私がいるのは全部テヒョンのおかげです。
私に沢山色んなものをくれたあなたの誕生日が、世界で1番幸せで楽しくて最高の日になりますように。
美味しいものを沢山食べて、大好きな人達と笑って過ごせる1年になりますように。
綺麗な景色だけ見て、来年もあなたと階段をのぼっていけますように。
お誕生日おめでとう。愛しています。
一年前に載せたブログの言葉をもう一度、ここに載せようと思います。
2019年も、原点であり頂点、最高であり至高、幸せであり不安であったあなたが私の光でした。
あなたは「敫」という字が世界で1番似合う人だと思います。「光が輝き四方に広がるさま」 「強い衝撃」という意味の漢字です。
「紫である」ということ以外になんの意味も持たなかった言葉に、「虹の最後の色みたいに相手を信じてお互いを末永く愛し合う」という、その場の思いつきで考えたにしては最強すぎる意味を付け加えたあの日のメントは、私の心に強く響きました。愛してるよりも自分の気持ちを上手に表現出来る言葉なんだと東京ドームで付け足した時、この世にある言葉では表せられないあなたの感情があとどのくらいあるんだろうかと想像して、すごくワクワクしました。愛しいものを見るような優しい瞳で会場を見回すあなたを見ると、いつも胸がいっぱいになります。
感情に色があるのだとしたら、愛は赤、悲しみは青になると思います。超超超こじつけだけど混ぜたら紫になるよね!悲しみも愛しさも、全部まとめて紫してます。辛い事や悲しい事があった時もまずはあなたを信じます。キムテヒョン、あなたから広がった紫色の光は、BTSの行く道を、優しく柔らかく照らしてくれています。私はその光を辿って、あなたについて行きたいです。
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Dear my purple, Kim Taehyung
2019.12.30
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