むらさき

テヒョンへ

23回目、24歳の誕生日おめでとうございます
あなたを好きになってもうすぐ2年が経ちます。今年もこうやって2回目の誕生日を祝えることが本当にうれしい!楽しい!この一年半でテヒョンに救われたこと、叶えてもらったこと、元気をもらったこと、振り返ってみると数えきれないたくさんの感謝を伝えたくて届かない手紙を書こうと思います。矛盾してるけど真実だよね。私の美貌録だから10年後の私が読んで笑えればそれでいいです。


あなたは「敫」という字が世界で1番似合う人だと思います。「光が輝き四方に広がるさま」 「強い衝撃」という意味の漢字です。
「紫である」ということ以外になんの意味も持たなかった言葉に、「虹の最後の色みたいに相手を信じてお互いを末永く愛し合う」という、その場の思いつきで考えたにしては最強すぎる意味を付け加えたあの日のメントは、私の心に強く響きました。愛してるよりも自分の気持ちを上手に表現出来る言葉なんだと東京ドームで付け足した時、この世にある言葉では表せられないあなたの感情があとどのくらいあるんだろうかと想像して、すごくワクワクしました。もっと色んなテヒョンを知りたいと思ったし、もっともっと大好きになりました。愛しいものを見るような優しい瞳で会場を見回すあなたを見ると、いつも胸がいっぱいになります。感情に色があるのだとしたら、愛は赤、悲しみは青になると思います。超超超こじつけだけど混ぜたら紫になるよね!悲しみも愛しさも、全部まとめて紫してます。辛い事や悲しい事があった時もまずはあなたを信じます。キムテヒョン、あなたから広がった紫色の光は、BTSの行く道を、優しく柔らかく照らしてくれています。私はその光を辿って、あなたについて行きたいです。

本当にただの偶然だけど、「敫」は「泰亨」の「亨」と同じきょうという読みかたをします。最強のきょう、協調のきょう。読み方も意味も全部ぴったりだと思います。言葉だけじゃなくて、あなたの歌が私の支えになったり原動力になったり、生きる糧になっていることは紛れもない事実です。救われた事や拠り所になった事は数えきれません。いつも大きな愛と光で私をつつんでくれてありがとう。大好きです。

 

 

テヒョンのことが好きだったことを忘れたくなくて、こうやって言葉に残したりTwitterをしたりしてるけど、11月までの2ヶ月で起こった色んなことは正直忘れたいことばっかりで、情けないけど曲も聴けなくなったりしました。いつものプレイリストを流そうとしても、気持ちが上手くコントロールできなくて、変な失恋した時の邦ロックみたいなオススメにでてきたプレイリストかセブチばっかり聴いてました。大好きな人達があからさまに矢面に立たされてるのってこんなにも辛くて悲しくて、それと同時にこんなにも悔しいんだって初めて知りました。東京ドームでどんなことが起こるのか怖くて仕方なくて、行くのやめようかなって考えたりもしたし、特に最後の2週間は悲しい気持ちのまま寝た夜の方が多かったです。それは私の「間違ってるのかな」と思ったらアウトタグを見てしまうという癖みたいなのが悪い部分もあると思うけど。ただの悪口とかは全然気にならないんだけど、たまにある正論にぶちのめされて悲しくなって、こんなの見たくなければ見なければいいじゃん、みたいな意見まで目に入れてしまう自分が心底嫌いになったし、とうとうこのまま好きでいられなくなったらどうしよう、怖い、としか考えられなくなった時期に東京ドーム公演に入りました。

あの日の7人は、そんな不安も消してくれるくらい本当に本当に素敵でした。「忘れたくない」とおもった。今までずっと忘れたいことばっかりだったのに、ずっと忘れたくないと思いました。Answer:Love Myselfの「내 실수로 생긴 흉터까지 다 내 별자린데 (僕の失敗でできた傷跡まで全部僕の星座なのに)」という歌詞みたいに、きっとこの出来事もまだ見た事もないような大きな星座を作るための大事な傷だったんだと思えるような日が来るのだと思います。その日までついて行くから一緒に綺麗な星空を見ようね。


ここまでが、MAMAの受賞式の日よりも前に書いていた下書きです。
あの日、ジンくんの口から頭の隅によぎりもしなかった2文字が発せられるまで私はのこのこと、7人が永遠であると思っていました。 抱えてるものの大きさも、画面を隔てたら伝わらない苦しさも、言葉にできない感情も全て自分の中で処理していたのに気付いていませんでした。それが仕事なんだから隠すのは当たり前だと言う人がいても私は悲しくて苦しい気持ちになります。真っ先に顔ゆがめたテヒョンはきっと、比べているわけではないけど、それまでいちばん色々な思いとか、考えとか、自分の中に押し込めていたんじゃないかと。

誰のせいでもなく、契約更新のタイミングで出てきた話題なんだと思います。誰のための、なんの為の自分なのか。こんな一般人にも分かるわけないのに世界中に沢山いるファンを抱えて岐路に立った時、思うことは山ほどあったのでしょう。そんな中ステージでは「自分自身を愛すること、本当の自分を見せること」という、まさにタイムリーなコンセプトを掲げて年明けからほぼノンストップでここまで来たことを知って、本当にすごい人たちなんだと改めて思いました。
堕ちるのが怖いというユンギの言葉を思い出します。防弾少年団がキラキラ輝く光に向かうための翼になりたい。君と一緒なら笑顔になれるから、私はあなたの翼になって手を取って一緒に飛びたい。一緒なら堕ちても怖くないよ。YNWAの歌詞がまさに私の気持ちです。未来の防弾少年団が過去の彼らを振り返った時に、全ての選択が間違っていなかったんだと確信を持って笑える日が来ますように。願わくば私達ファンがその確信を支える理由になっていますように。

 

色々なことが起こる前に初めて書いたブログで私は「推しを推し続けることは難しい」と言ったけど、本当に難しいこと苦しいことが多すぎたこの下半期を生き抜けたのはやっぱりキムテヒョンあなたのおかげです。素敵な素敵な景色を見せてくれてありがとう。世界で1番の推しです!

 


テヒョンを好きになって変わった事のうちに「詩」があります。詩を沢山読むようになりました。詩を書いた人がテヒョンのことを想像してないことは百も承知だけど、とある詩を読んだ時にこれはテヒョンのことだぁ~と思った物があるので、その気持ちをいつでも思い出せるようにこのブログの最後に残して終わりにしようと思います。

 

 

f:id:bolataehyung:20181229185457j:image

あなたはもしかしたら、存在しなかったのかもしれない。あなたという形をとって、何か素敵な気がすうっと流れただけで。(茨木のり子/存在)

 

 

f:id:bolataehyung:20181229185610j:image
「ひとりで歩いてゆける力を、つけてやるのが愛なら。君は愛をくれた」(雪舟えま/プラトニック・プラネッツ)

 

 

f:id:bolataehyung:20181229185918j:image

これからずっと、離れていてもきっといつでも心の底からあなたの人生がいいふうであるように、と思う。雨があたるときは少しでも優しく、風があるときにはいつもあたたかい部屋の中にいられるような、そんなふうに何かに包まれるような人生でありますように。(よしもとばなな/アナザー・ワールド)

 

.

.

Dear my Purple, Kim Taehyung 

 

2018 12 30